2017年前半戦の中日ドラゴンズを振り返る week1(3/31-4/2)
week1
●3/31(金) 巨 6-2 中 (先発)大野
●4/1(土) 巨 4-2 中 (先発)バルデス
●4/2(日) 巨 6-3 中 (先発)吉見
開幕カードは東京ドームでの対巨人3連戦。開幕投手はキャンプオープン戦と順調に仕上げてきた感のある大野雄大。ルーキー京田がショートで開幕スタメンの座を勝ち取り注目された。過去中日でルーキーのショート開幕スタメンといえば立浪、福留と、後に大選手となっておりその影響か。試合は大野が打たれ巨人に一方的に流れが傾いたまま終戦。
翌2戦目はリードして9回をむかえるが抑えの田島慎二が逆転ホームランを浴びてサヨナラ負け。2戦目のショートスタメンは相手先発投手が左投げの田口ということもあり右打ちの堂上直倫で、開幕時点では相手先発の左右にあわせて左の京田と右の堂上を併用していく模様だった。個人的には10年かけてようやくレギュラーを掴んだ堂上をベンチに置いておくのはもったいなく思い、外野もできるというゲレーロをレフトへ回し、サード堂上ショート京田といった布陣を予想していたのだが、森監督はゲレーロをサードで使う選択をした。
3戦目は連敗ストッパーを期待された元エース吉見が先発だったが、6回6失点で敗戦投手に。2017年は開幕から3連敗のスタートとなった。
2017年前半戦の中日ドラゴンズを振り返る 開幕前夜
昨年2016年の中日は実に19年振りの最下位に終わり、シーズン中に解雇された谷繁元信前監督に変わり、ヘッドコーチの森繁和を新監督に昇格する形で2017年に挑んだ。森監督は落合政権時代から長らく中日でコーチを務めており、最下位に沈んだチームを一新するというよりは、低迷期が続くであろう中日において次世代への橋渡し役としての色合いが濃い就任だった。
中日は4年連続のBクラスでもあり、進まない世代交代(力の落ちてきたベテランと出てこない若手の新戦力)の印象が強く、数名の新外国人といったありきたりの補強しかしなかったこともあいまって開幕前の順位予想では圧倒的にBクラス、最下位に挙げる声がプロアマ問わず多く聞かれた。
2017年にあたっての補強は、野手では長打が期待できる新外国人ゲレーロの評判が良く、投手ではアラウホ、ロンドンと2人のメジャー経験者を獲得するもオープン戦で結果内容ともに芳しくなく共に開幕2軍スタートとなった。
ルーキーではただの定番フレーズではなく文字通りの即戦力投手と思われたドラフト1位柳裕也が開幕前に肘の違和感で離脱。2位で獲得した京田陽太はキャンプから安定した守備と快足で首脳陣の評価が高いといったところ。
おおまかに言えば、昨年からのプラス材料に乏しいといった按配だった。なおオープン戦の順位は12球団中9位タイ。
2017年前半戦の中日ドラゴンズを振り返る まえがき
茶王さんのアメフトブログにおける一連の記事「なぜブラウンズは開幕14連敗をしたのか、冷静に見直す」を真似て、ドラゴンズの振り返り記事を書いてみることにしました。
失礼ながら、茶王さんの記事に感化されたというわけではなくて、茶王さんの記事を読んだらっしーさんが下記のようにツイートしてて、
「茶王さんのブログ読んでなかったけど(ごめんなさい)、いまちらっと読んだら面白いなこれ。
アメフトでシーズン通して大敗したチームを丁寧に振り返っていて、まぁ結局負けに負けてるのでもちろん失望やがっかり感が溢れてるんだけど、その中に期待やチーム愛がちらちら感じられるのがとてもよい。」
「あとあれ、どんなジャンルのシーズンにしても、戦いの最初から最後までキチッと順を追って語られるものは基本的におもしろいよね。
当然シーズン中にも予想外のことは次々起こるわけだし、最終的な結果を知ってても経緯を語られると臨場感ある」
このツイートを見て、じゃあ中日でもいけるんじゃね?と思ったので書いてみようと思ったわけです。
たぶん書き上げたとしても地味めな面白さだし、らっしーさんくらいしか楽しめないとは思うのだけど、らっしーさんが読んで面白いと思ってくれたらいいなと思って書きます。読者に求める野球の知識はらっしーさんを基準にします。
書きはじめる上で一応のルールとして、アメフトと違って野球は試合数がかなり多いので1試合につき1つないし2つの事柄にしか触れないようにすることを心掛けていきたいと思います。
それでは、書くぞ!
音楽的感受性の無くなった僕にも届いた曲
あいみょん - 愛を伝えたいだとか 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
もう新しいバンドの新しい曲を聴いても何も感じなくなって、ふだんの生活から音楽が離れていって、妻がradikoやdヒッツで流してるJ-POPに軽い吐き気すら覚えるときもある僕が、ふと耳にして、誰のなんて曲か調べてyoutubeで一日リピートしてる曲。みんな聴け。
読みかけ読書リスト
2016年元旦に kindle を購入して以来、そのときどきで、気になった本を買って読んでるんだけど、どれも最後まで読み終わらない。そんで、また、ふと思い出して続きを読む。そんな読みかけ本のリストです。
気持ちが暗くなってくると、読みたくなる。読むともっと気持ちが暗くなる。
オーバースローとスリークォーターの投げ方の違いによるメリット・デメリットなど、頭でわかっているようでも、言葉でシンプルに説明してもらえると、スッキリしてうれしい。
意外に真面目に考えているんだなあ、と思った(少なくともこの著者は)。
この本を買ったときは、いろいろと思い悩むことが多かった。
この本を読んでわかったのは、自分はあまりデザインに興味がない、ということ。
ちょうどアルファ碁がイセドル九段に勝ったころに興味を持って。
唯一の小説。小説って、なかなか読み進められない。
2016年に買ったもの まとめ
■かばん
・(ニューヨークヤンキース) NEW YORK YANKEES リュック
去年からポーターの小さめショルダーバッグを使っていたんだけど、ひさしぶりにリュックもいいなと思って買ったのがこれ。なにより気に入ったのが四角い形。妻からは小学生のランドセルみたいだと馬鹿にされました。
いま主に使ってるのがこれ。ファミスタ30周年の企画グッズ。世代的にどストライクなんでネットで見てひとめぼれしました。
■靴
・[ドラゴンベアード] DRAGON BEARD スニーカー DB-3003
ドラゴンベアードはあまり他の人が履いてないので。
・[プーマ] PUMA スニーカー RX 727 Reflective
ツートンカラーが面白いなと思って。
・ナイキ(NIKE) クラシック コルテッツ ナイロン
最近買ったばかり。たしか自分の高校時代にこれが流行った。レトロっぽさがかわいい。
■帽子
・'47 Brand MLB メッシュキャップ (CLEAN UP CAP/クリーンナップ キャップ) マイアミ・マーリンズ
今年は帽子をたくさん買いました。これはイチローが今年所属していたマイアミ・マーリンズのキャップ。後ろがメッシュになっていて夏用の帽子です。
・Dragons Turner ’47 CLEAN UP Navy
これは上の帽子と同じタイプの中日ドラゴンズ版。6月にナゴヤドームに野球を観戦しに行ったときに現地のショップで購入しました。
・(ニューエラ)NEW ERA NPBクラシック59FIFTY 中日ドラゴンズ 11121945 ライトロイヤル 7.1/2
実際にはまだ自分のものにはなっていなくて、クリスマスのプレゼント用に妻にリクエストした帽子です。自分がちょうど中日ドラゴンズのファンになったころのデザインですね。他にもドラゴンズのユニフォームを買ったのにあわせて現行モデルの球団帽子だとか昔の当時物の中日の球団帽子も買いました。それらは部屋に飾ってあります。
■手袋
・◎BEAMS / スタジアム グローブ(タッチパネル対応)
去年の冬に購入。濃紺が好きです。
■時計
・TAKEO KIKUCHI スクエアフェイスクロノグラフウォッチ
ふだん職場にはG-SHOCKを着けていってるんですが、オシャレ用の時計が欲しくなったので購入。これも濃紺。
■電子書籍リーダー
・Kindle Wi-Fi、ブラック、キャンペーン情報つきモデル
部屋が狭いので本を置いておくスペースがなく、まえから気になっていてようやく購入。紙の本より読みにくいとかはなかったです。本屋さんに行かなくても本が買えるのも大きなメリット。
■携帯音楽プレーヤー
・Apple iPod shuffle 2GB 第4世代 2015年モデル ブルー
いまさらですけど、スマホを持ってないので外で音楽を聴くために。安価で必要な機能だけに絞られてて目的は果たせてます。地味にこれがApple製品初購入。
■部屋の整理グッズ
・BUFFALO ケーブルボックス 電源タップ&ケーブル収容 Lサイズ ブラック BSTB01LBK
これのおかげで電源タップまわりのごちゃごちゃが一気にスッキリしました。たんなるプラスチックの箱のわりに値段は高め。
・サンワサプライ ACアダプタ専用電源延長コード 2P 4分岐 TAP-EX4BKN
電源が足りないのとACアダプタが挿せるものをということで。
・ELECOM ゴチャゴチャなケーブルを整理するチューブ 内径20mm 長さ5.0m ブラック BST-20BK
ケーブルボックスとこれを組み合わせることでごちゃごちゃだったケーブル関係が本当にきれいにおさまった。
・audio-technica ヘッドホンハンガー AT-HPH300
ヘッドホンって意外に置き場所に困るんですよねー。
・BEAMS / モノイレ M
べつに100均とかのものでもいいんでしょうけど、鮮やかなBEAMSのオレンジが部屋のアクセントに。
■その他
・TaoTronics 自撮り棒 Bluetooth無線 シャッターボタン付き iPhone/Android対応 TT-SH10
ゴールデンウィークに九州に旅行に行ったときに買いました。人に頼まなくてもいいのは存外気楽でいい。
・モデルクリーニングブラシ 静電気防止タイプ 74078
ほんと部屋のホコリには苦しめられるんですけど、これは主にガンプラやフィギュア用に。大小さまざまなホコリとりが家にあります(そのわりに部屋はホコリまみれ)。
■ゲーム
・Newニンテンドー3DS LL ハイラル エディション
べつに格段New3DSが欲しかったわけじゃないんだけどゼルダのデザインがかっこよかったので旧3DSから買い替え。これが発売されたあとスーファミデザインのNew3DSが出てちょっと微妙な気持ちになりました。これはこれで良いんだけど。
・Logicool ロジクール G29 ドライビングフォース LPRC-15000
めっちゃ高かった。ただずっとF1ゲームを本格的なハンドルコントローラでやりたかったので思い切って注文しました。
■トレーディングカード(野球カード)関係
今年になってからプロ野球チップスの野球カードとベースボールマガジン社の野球カードを集めはじめたのでそれにともない購入。収集癖ってこわいです。
・9ポケットシート (12枚入)
上のバインダー用のシート。ちょっと良いやつ。ウルトラプロ。
・カードスリーブ トレーディングカードサイズ対応 ハード
シートに入れる前にカードをスリーブに入れて二重に保管するんです。ええ、するんです。
■原付バイク
・YAMAHA Vino DX ダークグレーイッシュブルーメタリックA
今年買ったものの中で一番高価なものがこちら。いままで乗ってた原付がボロボロになっちゃってたので、ついにという感じで買いました。乗り心地は最高です。
・ヤマハ(YAMAHA) ヘルメット GH-1VG ブラック/シルバー FREE(57-59cm) 90791-3234F
ヘルメットもあわせて新しくしました。
・ ヤマハ(YAMAHA) YAR18 CYBER TEX3 WGレインスーツ オレンジ L 90792-R008L
雨ガッパもいままで薄いぺらぺらのものを使ってて難儀していたので、高級雨ガッパに買い替えました。さすが値段相応に雨を完璧に防いでくれます。ただ最近バイク通勤から徒歩通勤にかわったので使用頻度はそんなに高くないです。
2016年、3つの葬儀
2016年は近しい人の葬儀が2つあり、さして近しいわけではない人の葬儀が1つあり、あわせて3つの葬儀に参列した。
ひとりめは僕の姉の息子で、中学2,3年のときに急に心臓に病気が見つかり、そのときから彼の生活はがらがらっと大きく音を立てて変わった。崩れたと言っていい。
高校に入学してからも1年もせずに入院生活がはじまり、大変な手術などを受けつつ心臓移植の提供者があらわれるのを目標にして待つ日々。
心臓の人口補助装置を取り付ける大手術を乗り越えた後、なんとか退院して親のいる家に帰って来て数ヶ月後の、今年1月のことだった。
早朝から彼が激しい頭の痛みを訴え、病院に着いたころにはもう手遅れの段階だったそうだ。数日後、17歳の彼の生涯はそっと幕を閉じた。
彼の葬儀には夥しいといって言いほどの友だち、同級生、先輩や後輩が参列した。焼香の列は長い長い行列になった。彼の母親である僕の姉などは「どこの政財界の大物や」と言ってつらい気持ちの中でその光景をユーモアに表現した。
これほどまでにたくさんの子たちがなけなしのおこずかいから香典を出して葬儀に出席し、たくさん、悲しみ惜しんで、たくさん、泣く姿を見て、僕は甥っ子が想像していたよりもはるかに周りの人間から愛されたことを改めて知り、彼に対する尊敬の念を抱かざるをえなかった。
彼がまだ小学生低学年のころ、「にぃに、にぃに」と言って寄って来て一緒に遊んだ光景が幾多も脳裏を過ぎる。大きくなってからも誰に対してもあの小さな子どものときのような表情で話しかけていたのだろうか。
ふたりめは僕の妻の母親で、亡くなる前日まで本当に元気だった。82歳と高齢ではあったが、お医者さんから「100歳まで生きるよ」と言われていたりして、健康面での心配はさほど無く元気に毎日過ごしていた。
それが、暑かった7月のある日の晩、妻が電話をかけても通じないことがあった。義母が電話に出ない(出られない)ことはままあることなので、多少の心配をしつつもその晩は夫婦ふたりともいつものように就寝した。
翌朝妻が義母に念のため電話を鳴らしたが出なかった。心配になった妻とふたりで義母の家へ様子を見に行くが家にはいない。あたりを探し回るうちに、裏山で義母が倒れているのを妻が発見した。
救急車を呼ぶもすでに命はなく、ほどなくして近くの親戚も集まってきて通夜葬儀をどうするかの話になった。
遠方で生活する妻の弟が長男で喪主となる。義弟としてはもう都会で独立して生活しているから、多くの親戚を含めた実家周辺との付き合いは最小限にしていきたい。
ということで家族葬用の小さな会場で葬儀をすることになった。
妻の弟は遠方であるし、仕事もすぐには抜け出せず代理で僕と僕の妻が葬儀屋と打ち合わせをした。会場が小さいことからあまりたくさん人は呼べなかったが、親戚の人の中には誰それは絶対呼ばないといけないだとか、お弁当の数がどうだこうだと言う人もいた。妻の弟が帰ってきてからもまだ葬儀のやり方に注文を出す人がいた。
ゆっくり義母の思い出を語りあったのは、葬儀が終わって落ち着いて、家で弟家族と僕たち夫婦だけで夕飯を食べたときが最初だったように記憶している。
そして11月末、市内を走っていると葬儀屋がたてた葬儀の告知の看板が目についた。妻がその名前を見ると、どうも妻の親戚の人らしい。僕たちに知らせは来ていなかった。
喪主にあたる妻の親戚の男性には、義母の葬儀のときに高額の香典をいただいたことなどもあり、呼ばれてはいなかったが通夜にお邪魔した。
それなりの広さの会場に、空席が目立った。というか、空席のほうが圧倒的に多かった。
なんでも亡くなった方(喪主のお母さん)は89歳で晩年の6年間は痴呆で息子のことも誰だかよくわかっていなかったらしい。
こんなことを言っては大変失礼だが、なんだかさみしい葬儀だった。
喪主の男性だけが時折頬を紅潮させ、大きな感情の波と向き合っているように見えた。
他の人は、あまり悲しそうでもないように見えた。
1年間の間にたてつづけに3つの葬儀に、いろいろな立ち位置で出席した。
これからは誰かの葬儀に出ることが徐々に多くなっていくのかもしれない。
そして何十年経ったある日、僕の葬儀や、妻の葬儀がどんなものになるか。今はまだまったく想像すらできない。