ゲームをするのが面倒くさい part2

part1の続きです。

そもそも、面倒くさくなってやらなくなったのはゲームだけじゃないんです。

観る映画の本数も減ったし、音楽を聴く時間も減ったし、読む小説の量も若い頃に比べて断然に少なくなっています。

可処分時間が減ったのか、余暇にあてるエネルギーが足りなくなったのか。いわゆるエントロピーの法則というやつです。ウソです。

 

僕の場合、「ゲームをするのが面倒くさい」に対するひとつの答えが「ゲーム配信」でした。

2008年からゲーム配信をしてますんで丸9年くらいになります。同時期に配信者デビューした中学3年生だった子が、もう大学新卒で入社した会社を辞めて転職までしちゃいました。

その間配信でやったゲームは、100本以上になるんじゃないでしょうか。

配信をしながらゲームをするというのは、見られているということで意識が変わります。さらにリアルタイムで書き込みレスポンスがあることで、子供の頃友だちの部屋に集まってゲームをしていた感覚で楽しめます。

今では考えられませんが、当時は友だちの一人がドラクエをするのを何人かで見ていろいろしゃべったりして遊んでいました。類似の体験は同世代なら少なからずあるように思います。

あと、長く続けていると固定のリスナーさんが付いたり見てくれる人の数が増えていったりして、配信をする行為自体がゲーム化する側面もあります。

僕はたまたまというか配信をする側に回りましたが、配信を見て楽しんでいる人も多いはずです。自分でゲームをするのは面倒くさいけど、他人がしているゲームを見るのは楽で楽しいという。

 

part3に続きます。