朝ドラ『半分、青い。』がおもしろい

ブログタイトルに書いた通りです。NHK朝の連続テレビ小説半分、青い。』がおもしろいです。主演は永野芽郁さんです。

 

朝ドラに対する僕の立ち位置を記しておくと、2012年に結婚して、しばらくして妻が朝ドラを見るようになり、妻が見ている朝ドラを一緒に付き合って見ています。朝はテレビを見る気持ちの余裕が無いので録画して晩ごはんを食べるときに見ます。いま朝ドラ一覧を調べてみたら吉高由里子主演の『花子とアン』から欠かさず見ているようです。

基本的に朝ドラは妻が主になって見ているのでおもしろかろうがおもしろくなかろうが見ます。習慣、として見ています。なので朝ドラ一覧をあらためて見てみて『花子とアン』って『暮しの手帖』の人の話だっけ、となります。正解は『とと姉ちゃん』が『暮しの手帖』の人の話で、『花子とアン』は『赤毛のアン』の翻訳者の話でした。僕の朝ドラに対するスタンスはその程度のものです。

 

と!こ!ろ!が!

いまやっている『半分、青い。』はおもしろいです。もし妻が見なくなっても自分ひとりで見ようと思うくらいおもしろいです。

個人的に現代が舞台のドラマのほうが好きなのでその分の加点はあるとは思うのですが、それを差し引いても十二分に面白いです。

このドラマの一番の魅力は、なんといっても脚本の秀逸さにあると思います。

ヒロインには同じ病院で同じ日のほぼ同時刻に生まれたイケメンの幼馴染がいて、さらには著名な漫画家に見出されて漫画家を志して上京するんですが、イケメンの幼馴染とは彼の大学院進学を期に離れ離れとなり、いつの間にか知らない人と結婚してしまい、自身は漫画家としてデビューを果たすものの10年を経たのち才能に限界を感じて漫画家をやめてしまいます。

普通だったら朝ドラだし、幼馴染と結婚して売れっ子漫画家にでもなると思うじゃないですか。本当に先の展開が読めません。ヒロインは漫画家をやめたあと、今は100円ショップの店員をしています。あくまでもリアルです。

最近このドラマのワンシーンでヒロインの永野芽郁さんが『私には何もない!でも結婚もしてない。恋人もいない。漫画もどん詰まり!私はこの夏で28だ!』と泣き叫ぶ場面がネットで「朝からしんどすぎる」と話題になりました。僕は晩ごはんのときに見ているので大丈夫です。

脚本はあの北川悦吏子さんで、『ロングバケーション』も『愛していると言ってくれ』も僕は見てませんでしたが、流石としか言いようがない。

その北川さんいわく明日7月11日放送回が「DMK、どうしても見てね回」らしいので今まで見てなかった人は明日から見ればいいと思います。

 

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